「この前試合に勝ったことがチームに自信を付けさせている」
スボティッチ、ロイス、オーバメヤン、シャヒンのゴールによって、後半に計4得点を挙げて2連勝としたドルトムント。試合後、香川真司がチームへの手応えを口にした。
―試合を振り返って
「勝ち方も凄く、苦しい中で勝ち切ったんで、久しぶりの勢いの出た試合だった。何かやっていても、強い時の雰囲気に似ているんですかね。そういう雰囲気だったので、本当にホームで勝てたことが良かったです」
―味方がクロスを入れるときにゴール前に詰め過ぎずにペナルティエリアの差し掛かるところにポジションを取っている?
「こぼれ球であったり、マイナス気味でペナルティエリアあたりでボールを受ければいいなあと思っていたんですけど前半とか。でも前半は先制されてやることがはっきりして、相手の守備が特にリスクを掛けない戦いをしてきた。あれだけ組織的な守りで難しかったですし、ただ後半セットプレーから取れたことはやっぱりチームの勝利に繋がったんじゃないかと思います」
―その中でもかなり狭いところに入っていって、ゴール前にどんどん走り込んでいく動きが、ウインターブレイク前に比べてすごく増えているのでは?
「そうですね。調子は悪くはないですし、感覚もいいと思っている。ただ、ここ1週間で練習が出来なかった日が2、3日あったんで、体のケアとしてやっぱり次の週に向けてしっかりやっていきたいですし、そこの不安がちょっとあった。なかなか今日は90分通して体力的にもきつかった部分はあったんで、しっかりとケアして次に備えたいと思います」
―そういうのがあっても、あそこに入っていけるようになったというのは何か変わったところがあるのか?
「そうですね。まあ、感覚としては明らかに違いが出ていますし、後半戦に入ってから状態は凄く上がっていると思っているんで、自信はもっと出て来ています。まあ練習も集中してやれているので、またこの前試合に勝ったことがチームに自信を付けさせていると思う。この感覚であったり勢いをもっと持続させてさらに伸ばして行きたいと思います」