1月の3試合で5得点のトッテナムFWケイン【写真：Getty Images】
1月度のプレミアリーグ月間最優秀選手賞と監督賞が現地時間の13日に発表され、それぞれトッテナムのFWハリー・ケインとサウサンプトンのロナルド・クーマン監督が受賞した。
このところの活躍で一躍時の人となっているケインは、1月に行われたリーグ3試合で5得点を挙げた。特に5−3と首位チェルシーを下した1月1日の試合では、2得点1アシストと大車輪の活躍を見せている。
21歳の新星は、アーセナルのMFサンティ・カソルラやチェルシーのMFオスカール、リバプールMFエムレ・ジャンらを抑えての受賞となった。
13日のイギリス『スカイ』がケインのコメントを伝えており、その中で「今年の元日は僕にとってもトッテナムにとっても素晴らしい一日になった」と、喜びを明かしている。
さらに、「僕らにはキャピタルワン・カップの決勝が控えている」と語っているように、好調のリーグだけでなく、タイトルにもあと一歩と迫っている。決勝の相手はまたもチェルシーと、いいイメージを持っている相手だけに再びの活躍が期待される。
月間最優秀監督に選ばれたサウサンプトンのクーマン監督は、1月に行われたリーグ戦3試合を全勝。しかもアーセナル、マンチェスター・ユナイテッドという強豪相手にきっちりと勝利していることからも、チームの充実ぶりが窺える。
クーマンは、「アーセナル、ユナイテッド相手の勝利が素晴らしいのはもちろん、そのあとのアウェイ、ニューカッスル戦も難しい戦いだった」と、1月の戦いを振り返り、強豪相手の勝利が受賞に繋がったとも話している。
「チームにはスピリットと自信がある。我々は自分たちの戦い方を知っている」
今季からチームを率いるオランダ人監督は、トッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ、リバプールのブレンダン・ロジャースらを抑えての受賞。今季この賞を2度受賞した最初の監督となった。
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