ブンデス過去最大の移籍はハビ・マルティネス
ではこのロイスの“移籍”は、例えば今冬チェルシーからヴォルフスブルクへの移籍が決定したシュールレと比べれば、どの程度の規模のものなのだろうか。
時を同じくして11日付のシュポルトビルト紙では、「ブンデスリーガ・トランスファー上位20」と題した選手のリストが掲載された。ブンデスリーガの歴史の中で移籍金の高い順に20名の選手を並べたリストである。ドイツ国内のクラブ間の移籍だけでなく、国内から国外、またその逆も含めたものである。
ひとますトップ5を紹介しよう。
5位:マリオ・ゴメス 移籍金:3300万ユーロ(約44億8000万円)
・2009年にシュトゥットガルトからバイエルンへ移籍を果たしたときのものである。
4位:アンドレ・シュールレ 移籍金:3600万ユーロ(約48億8400万円)
・今冬にチェルシーからヴォルフスブルクへの移籍したシュールレは、4位にランクインしている。
3位:エディン・ジェコ 移籍金:3700万ユーロ(約50億1800万円)
・2011年にヴォルフスブルクからマンチェスター・シティに移籍したときのものとなっている。
2位:マリオ・ゲッツェ 移籍金:3700万ユーロ
・2013年ドルトムントからバイエルンへ。契約解除条項を使用した。
1位:ハビ・マルティネス 移籍金:4000万ユーロ(約54億2500万円)
・2012年、ビルバオからバイエルンへ移籍したときのもの。
【次ページ】シュールレの移籍以上のインパクトを持つ契約延長