インテルで出場機会が増えているMFフレディ・グアリン【写真:Getty Images】
インテルの2人のMF、コロンビア代表のフレディ・グアリンとブラジル代表のエルナネスの状況は、1年前と比べると逆転しているようだ。12日付の伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
昨年の冬のメルカートでインテルの一員となったエルナネスは、当時のワルテル・マッツァーリ監督の希望で入ってきただけあって、中盤の軸となりすぐにチームに馴染んだ。
一方のグアリンは、当時ユベントスのモンテネグロ人FWミルコ・ヴチニッチとのトレードが最終段階まで行き、ヴチニッチはミラノ入していたほどだった。しかし“放出要員”だったグアリンは今季レギュラーに返り咲き、ロベルト・マンチーニ監督になってからはコンスタントに活躍している。
セリエAでの試合出場数はグアリンが16試合(うち先発出場は13試合、フル出場は11試合)、エルナネスは14試合(うち先発は9試合、フル出場は6試合)となっており、シーズン途中にマンチーニ監督が就任してからはグアリンの方がファーストチョイスとなっている。
グアリンは「マンチーニが私に魂を与えてくれた」と語り、監督がマッツァーリからマンチーニに変わってから再びよみがえった。グアリンには、トッテナムやパリ・サンジェルマン、昨季に続きユベントスが興味を示しているといわれている。
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