ドルトムントで練習するMFクリスティアン・プリシッチ（ドイツ紙『ビルド』より）
MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントがU-17アメリカ代表のMFクリスティアン・プリシッチを獲得した。11日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
プリシッチはクロアチアとアメリカの2重国籍をもつ16歳。アメリカのペンシルバニア・クラシックスでプレーしたという。
同選手は、非EU国籍であり未成年であるためFIFAの規定で移籍できない可能性も考えられた。
しかし、2014年の半ばからすでに父親とドイツで暮らしており、「家族がサッカー以外の理由で新しいクラブのある国に移住した場合」という条項を満たしたため今回の移籍が決まったようだ。
まずはドルトムントのU-17でプレーすることになるが、同日にトップチームの練習に参加。ユルゲン・クロップ監督からも称賛を浴びている。
クロップ監督は、中断期間中に行われた合宿にも16歳の選手を2人帯同させ、トレーニングマッチで起用もしている。
10日に契約を延長した地元出身でありドルトムントユース育ちのFWマルコ・ロイスの後に続く選手が何人現れるのか期待される。
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