ユベントスで200試合出場が目前に迫るMFクラウディオ・マルキージオ【写真:Getty Images】
ユベントスのイタリア代表MFクラウディオ・マルキージオが15日のチェゼーナ戦で、ユベントスのユニフォームを着てセリエAで200試合目の出場になると、11日付の伊紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
マルキージオは先月29歳になり、ユベントスのチームでも安定したプレーを見せている。デビューしたのは2006年でユベントスがセリエBにいたシーズンだった。そして翌2007-08シーズンを1年、エンポリに在籍した後、セリエAのユベントスの一員となった。6年半で199試合出場30得点という成績で、順調な歩みを見せてきた。特にアントニオ・コンテ監督時代の2012年は、36試合9得点を記録し、スクデット獲得に貢献した。
彼の強味は中盤どこでもできるというオールマイティーさだ。ディフェンスのすぐ前でゲームメイクができ、また2013-14シーズンのチャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦でのように、サイドでもプレーできる。ピルロの代役も務めることもでき、どの監督にも重宝されてきた。
本人は「これまでの経歴で最も良かったのは、2009-10年のフェラーラ監督の時代だ。レギュラーとしての一年目だったし、代表デビューも果たせた年だった」と振り返った。
いずれはGKジャンルイジ・ブッフォンからキャプテンマークを受け継ぐのではないかとの期待も集まっている。
キャプテンの就任については「キャプテンには情熱がないと務まらない。このユーベのシンボルになるのは私の夢だ」と語った。
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