チェルシーはウィリアン(左)が決勝点【写真:Getty Images】
【チェルシー 1-0 エバートン プレミア第25節】
イングランド・プレミアリーグ第25節が現地時間11日に行われ、チェルシーはホームでエバートンと対戦して1-0で勝利した。
チェルシーは新加入のクアドラードが初先発。出場停止中のジエゴ・コスタに代わってワントップにはレミが入り、負傷から復帰したセスクがベンチに入った。
開始2分、浮き球を絶妙なコントロールで上手く処理したマティッチがそこからドリブルで中央を突破。シュートまで持ち込み、いきなり会場を沸かせる。
5分にはアザールを止めたベシッチにイエローカード。6分、ウィリアンがクロスバーすれすれのミドルシュートを放つなど、チェルシーは序盤から高い個の力を見せつける。
エバートンも8分にチャンスを作る。バークリーのスルーパスに抜け出した元チェルシーのFWルカクがゴールに迫るも、GKチェフが好セーブでこれを防いでいる。
20分、ラミレスが自陣でボールを奪うと、そこからクアドラードへと渡りカウンター。最後はレミが右足でシュートに持ち込んだが、わずかに左へ外れた。
その後もアザールを中心にチェルシーが主導権を握り、前半だけでシュートを11本放っている。
68分、エバートンに絶好機が訪れる。CKの流れから最後はオビエドが左サイドからシュート性のクロスを送る。ゴール至近距離でフリーのルカクが合わせたが、チェフが左足1本のスーパセーブでチームを救った。
86分、マティッチのミドルシュートは選手に当たってコースが変わると、GKハワードの逆をつき決まったかに思われた。しかし、これはボールが当たったイバノビッチがオフサイドの判定でノーゴールに。
88分にはエバートンのバリーが2枚目のイエローカードで退場処分。
そしてアディショナルタイム突入前の89分、ついにチェルシーが先制。FKのクリアボールをウィリアンが右足一閃。DF2人の股の下を抜けたシュートがニアサイドのネットを揺らした。
そのまま1-0で試合終了。首位チェルシーがホームではリーグ戦19試合負けなし(10勝9分け)と抜群の相性を誇っていたエバートン相手に劇的な勝利を収めた。
【了】
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