ファン・ハール監督とルーニー【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドで通算224得点、クラブの歴代得点ランキングで3位に名を連ねるFWウェイン・ルーニー。しかし、ここ最近はMFでの起用が多くなっている。
ユナイテッドを率いるルイス・ファン・ハール監督は10日、試合の前日会見に臨み、そのルーニーの起用法について言及している。
指揮官は「(ルーニーのポジションについて)それは毎週変わる可能性がある。状況次第だ」とコメント。今後FWで起用する考えも示唆した。
最近の試合ではロビン・ファン・ペルシとラダメル・ファルカオ、またはアンヘル・ディ・マリアなどが2トップのポジションを務めている。3−5−2システムを採用している現在のチームで、背番号10を背負うルーニーはマイケル・キャリックやダレイ・ブリントらと共に中盤センターで起用されるなど、ゴールから遠い位置でのプレーが続いている。
その影響からか、ルーニーはここ8試合得点がない。この起用法についてはルーニーの力を最大限に活かせていないと疑問視する声もある。しかし、ファン・ハールは特に気にかけていないようだ。
「ファルカオがメンバーにいなければ、”ファルカオはどこだ”と言われる、ファン・ペルシがメンバーにいなければ、”ファン・ペルシはどこだ”と言われる。ルーニーを中盤で起用すれば、いつも得点に関与出来る訳じゃないことはわかっている」
現在暫定5位につけるユナイテッドは、11日にホームで19位のバーンリーと対戦する。
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