アーセナルのヴェンゲル監督とピッチを後にするA・サンチェス【写真:Getty Images】
プレミアリーグ第25節のアーセナル対レスターが現地時間の10日に行われ、ホームのアーセナルが2−1で最下位レスターを下した。
前節トッテナムに敗れて6位に後退していたアーセナルだが、今節ではそのトッテナムがリバプール(2-3)に敗れたこともあり、暫定で再びチャンピオンズリーグ出場権獲得圏内の4位に浮上した。
アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は試合後の会見で、トップ4を争うライバルは「5、6チーム」とし、チェルシー、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、トッテナム、サウサンプトンの名前を挙げている。
首位チェルシーは勝ち点56でやや抜け出している。とはいえ、特に3位サウサンプトン(同45。1試合未消化)から7位リバプール(同42)までは勝ち点差3の中に5チームがひしめく大混戦となっている。
さらに、タイトルレースの行方について訊かれたヴェンゲルだが、「トップ4入りについて考えている」とコメントするにとどまった。
この試合では主力選手のアーロン・ラムジーが、73分にセオ・ウォルコットに変わって投入された。しかし、82分にはハムストリングの負傷によりマテュー・フラミニと交代でピッチを後にしている。ラムジーがハムストリングを負傷するのは、今季3度目となってしまった。
「まだどの程度悪いものかはわからない。軽いものには見えなかった。急に立ち止まり、座り込んでしまったからね。残念なニュースだ」と、指揮官も落胆している様子だ。
FWアレクシス・サンチェスはハムストリングに問題を抱え、ノースロンドンダービーを欠場していた。さらにこの試合ではひざに問題を抱えてしまったようで、こちらも途中交代している。
「彼もどの程度の負傷になるかはまだわからないし、今後、離脱となるのかもわからない。まだドクターに診てもらっていない」
敗戦から立ち直り、きっちりと勝ち点3を得たアーセナルだったが、その代償に主力選手にアクシデントが発生。トップ4入へ向け、まだまだ険しい道のりが待っていそうだ。
【了】
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