クラブ愛を貫いたMFマルコ・ロイス【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは現地時間10日、MFマルコ・ロイスとの契約を2019年6月30日まで延長したことを発表した。
ロイスの前の契約にはおよそ2500万ユーロ(約35億円)の違約金で移籍が可能な解除条項が含まれていたと言われている。
そのためバイエルン・ミュンヘンやレアル・マドリーなどのビッグクラブが獲得に動き、市場価値を下回る移籍金での退団が懸念されていた。
ドイツ紙『ルール・ナッハリヒテン』によれば、今回もその不安はあったため、契約を延長した際にその解除条項が盛り込まれなかったという。
さらにハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは『スカイ』で、2部でも有効な契約だということを明かしている。
現在残留争いを繰り広げるドルトムントにとって、シーズン終了後の可能性を考えるとチャンピオンズリーグ(CL)出場は難しく、降格の危険性もゼロではない。
しかし、どのような結果になったとしてもロイスがあと4年は残る可能性が高くなったようだ。
エースの契約延長で周りの雑音は無くなり、まずは残留に向けて13日のホーム、マインツ戦の勝利を目指す。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→