CL再開前に警告を促すジネディーヌ・ジダン氏【写真:Getty Images】
元レアル・マドリーのMFでレアル・マドリー・カスティージャ監督のジネディーヌ・ジダン氏が、チャンピオンズリーグ(CL)の再開を前に警告を促している。8日のドイツ紙『ディー・ヴェルト』が伝えている。
次週からいよいよCLのノックアウト・ラウンドが開始される。それを前にジダン氏はマドリーに対して警告を発した。
マドリーは18日にアウェイでシャルケと対戦するが、昨季は同カードで6-1の大勝を収めている。陣容を見ても圧倒的にマドリーが有利であり、ジダン氏も「シャルケにはほぼチャンスはないだろう。マドリーの準々決勝進出は固い」と、予想している。
それでも、ジダン氏は「ノックアウト・ラウンドでは何が起こるかわからない」と、気を緩めてはいけないと警告。さらに「2試合あり、2回のチャンスがある。常に注意をしなくてはいけない。ドイツのクラブを相手にするときは特にだ」と、話している。
しかし、カルロ・アンチェロッティ監督も「理論的に言えば決勝はバイエルンだろう。だが、理論だけでサッカーは語れない」と、理解している様子。
7日に行われたアトレティコ・マドリーとのマドリード・ダービーでは、苦手とはいえ4失点を喫して0-4で敗れた。そのこともあり「CLはどのチームも一定以上のレベルにある。簡単な試合などない」と、気を緩めてはいない。
油断のない王者の連覇となるかが注目されるCLの決勝トーナメントは17日に始まる。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→