トップ下で出場のMF山田大記【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ2部の第20節が現地時間8日に開催され、MF山田大記の所属するカールスルーエはホームでデュッセルドルフと対戦して1-1で引き分けている。
この試合でカールスルーエでの公式戦で初めてトップ下の起用となった山田。先制となるPKを獲得するなどの活躍を見せ、高評価を得ている。
9日のドイツ紙『キッカー』は、同試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出し「新しいポジションで多くのアイディアを披露。試合にテンポをもたらした」と述べている。
またマルクス・カウチンスキ監督は試合後「彼は規律をもたらしていた」と、満足の様子。さらに「試合を落ち着かせる場面も必要だったが、そうなるだろう」と、試合をこなすことで慣れると考えており、今後もトップ下で起用するつもりのようだ。
山田には高評価だったものの、チームは追いつかれての引き分け。さらに、39分に相手が退場者を出したにも関わらず、得点はPKの1点のみで悔やまれる内容となっている。
イェンス・トッドSD(スポーツ・ディレクター)も「勝ち点2を失った」と、嘆いている。
この引き分けで1つ順位を落とし3位となってしまったが、2位との勝ち点差はまだ「1」。自動昇格のためにトップ下山田の活躍が期待される。
【了】
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