MF香川真司とFWピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ1部の第20節が現地時間7日に開催され、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはアウェイでフライブルクと対戦して3-0で勝利した。
9日発売のドイツ紙『キッカー』は、この試合で2得点を挙げたFWピエール=エメリク・オーバメヤンと香川がドルトムントの攻撃を蘇生させたとして、新たなセンターラインになる可能性を示唆している。
今季から加入した本来のCF(センターフォワード)アドリアン・ラモス、チーロ・インモービレが期待した活躍を見せられず、チームが不振に陥る原因の1つとなってしまった。
後半戦もインモービレをCFで2試合起用したが無得点。チームも得点できず1敗1分けで単独最下位まで順位を落とした。
フライブルク戦では、ここまでリーグ戦15得点で右サイドMFのオーバメヤンをCFに起用。トップ下には、MFマルコ・ロイスではなく香川を配置した結果、3得点。
同紙では前線からのプレスがうまくはまり、両選手がドルトムントの攻撃を蘇生させたと評価している。
1アシストを記録した香川について、ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は「アジア杯から戻って2週間、シンジは軽快で集中している印象を受けた」とコメント。そして「攻撃の起点として重要であり、ボールキープ、パスワークを可能にする。前線で重要な役割を果たしていた」と、称賛した。
同紙もプレッシングのスペシャリストそして、ユルゲン・クロップ監督の”ゲーゲン・プレッシング”を実践したと述べている。
しかし、2回の得点チャンスを逃したことについても言及し、足りないのは得点だけと見ているようだ。
トップ下にはロイス、MFヘンリク・ムヒタリアンなどの選手も控えており、ポジションを確保するためにもシーズン2点目が期待される。
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