現地時間7日に行われたチェルシー戦で7試合ぶりとなるゴールを奪ったアストン・ビラ。その裏側には、思いもよらないファンからの“アシスト”が影響していたのかもしれない。9日付の英紙『ガーディアン』が伝えている。
無得点が続き、ゴールを見失っている状態のチームにファンも心配したのか、大きな矢印が印刷された用紙を広げ、「ゴールはこっちだ」と選手に教えてあげるシーンが見られた。
その甲斐もあってか、アストン・ビラは0-1で迎えた48分、コーナーキックの流れから最後はDFヨレス・オコレがヘディングで同点ゴールを決めることができた。
試合はその後、ブラニスラフ・イバノビッチに見事なボレーを決められて敗れはしたものの、リーグ戦で7試合、通算で659分間ノーゴールが続いていた不名誉な記録に終止符を打つことが出来た。
試合後、「勝ち続けていくためには、ゴールを奪うことは非常に重要だ。今日のパフォーマンスは非常に良かった」と話したポール・ランバート監督。
次節はアウェイで残留を争う18位のハル・シティと対戦するビラだが、ファンからの“アシスト”を受けて今年初の連続得点を記録することはできるのだろうか。
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