ラツィオのFWミロスラフ・クローゼ【写真:Getty Images】
ラツィオの元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼにとって、9日のジェノア戦は記念すべき試合となりそうだ。
8日付の伊紙『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、その試合はクローゼにとってセリエAでの100試合目の試合になるという。また、プロ選手としての得点数も、ドイツ代表での71得点をプラスして現在合計298得点となっており、300得点の大台まであと2得点に迫っている。
仮にジェノア戦で“ドッピエッタ”(1試合2得点)を決めれば、2つの記録を同時に打ち立てることになる。
36歳のクローゼは今季、セリエAで5得点、コッパ・イタリアで2得点と計7ゴールを挙げている。序盤はFWフィリプ・ジョルジェビッチが起用されることが多かったものの、このセルビア人FWが故障で戦列を離れた12月上旬以降はコンスタントにプレーしている。
優勝に輝いたブラジルW杯で大会通算16得点目となるゴールを挙げ、W杯歴代最多得点者となった36歳のベテランストライカーとラツィオの契約は2016年6月末までとなっているが、どこまでこの記録を伸ばせるだろうか。
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