ミランのフィリッポ・インザーギ監督【写真:Getty Images】
7日に行われたセリエA、ユベントス戦を観戦したミランのファン達は、愛するチームのパフォーマンスの悪さに怒り心頭のようだ。8日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ミランはこの試合、先制点を許すも新加入のイタリア代表DFルカ・アントネッリのゴールで一度は同点に追いついたが、立て続けに2失点し、1-3で敗れている。
ミラノ市内にある「カーザ・ミラン」内のレストラン、「クチーナ・ミラネッロ」でこの一戦を観戦していたミラニスタからは不満の声が上がっている。
レストラン内に設けられた大型スクリーンに見入っていたアレッサンドロ・チェーザリさんは「インザーギ(監督)には目覚まし時計をプレゼントした方が良さそうだ。ユベントス・スタジアムでミラクルが起こるとは思っていなかったが…。チェルチは相手のディフェンスに対して少ししか動けなかった。本田は相変わらず“箱に入ったまま”だ」と本調子でない選手達を嘆いた。
また、マッシモ・クッキさんも「試合を組み立てようとはしていた。でもユーベ相手に、メネズをあんなに早い時間に交代させなければならなかったのは、ついてなかったよ」と前半37分に体調不良を訴えてベンチに下がったメネズの穴が大きかったことに言及。
「ミランはスピードがなさすぎたわ。この試合でポジティブだったのは2人だけ。ルカ・アントネッリとガブリエル・パレッタよ」と話したブリエッラ・スピッカさんは、新加入のDF2人を評価したものの、チームの出来には納得していないようだ。
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