清水入り目前のFWミッシェル・デューク【写真:Getty Images】
オーストラリア・Aリーグのセントラル・コースト・マリナーズに所属するFWミッシェル・デュークが、清水エスパルスに移籍するとクラブの公式サイトが伝えている。
デュークはクリスタル・パレスのミレ・ジェディナクらを輩出したセントラル・コーストユース出身の24歳。2013年7月の東アジアカップで鮮烈な代表デビューを飾り、アジアカップを制覇した代表メンバーには選ばれなかったものの、今季リーグ戦16試合(先発12試合)で3得点を挙げる期待の若手ストライカーだ。
同サイトによれば、デュークは既に仮契約済みで、明日にも来日してメディカルチェックを行い、問題がなければ正式入団となる見込みだ。
デュークは公式サイトを通し「Jリーグは世界中から尊敬を集めるリーグ。日本代表のクオリティーを見れば、このリーグがいかに優秀な選手を輩出しているかが分かる。別の国で自分自身の価値を証明することは大きな挑戦であり、これから懸命に戦いたい」と初の海外移籍を喜んだ。
「私はAリーグでデビュー以降、何年もセントラル・コーストのファンから絶大なサポートを受けてきた。このクラブのコミュ二ティには強い絆があり、たくさんの思い出を作れたことにとても感謝している」と地元サポーターへメッセージを送った。
昨季15位に終わった清水は、シーズン前にチーム得点王のノヴァコヴィッチを名古屋に放出。デュークは現役スロベニア代表が抜けた穴を埋め、名門復活の切り札となることができるのだろうか。
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