ブンデスリーガ1部の第20節が現地時間7日に開催され、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはアウェイでフライブルクと対戦して3-0で勝利している。
この試合久々の先発フル出場を果たし、チーム3点目をアシストした香川に対し、8日の地元紙『ルール・ナッハリヒテン』は“プレッシング・フォワード”として帰ってきたと評価している。
今季の復帰戦でいきなり活躍を見せたのもホームのフライブルク戦だった。同紙はユルゲン・クロップ監督はその復帰戦を思い出させるために、同様のフライブルク戦で先発に香川を送り込んだという見解を示した。
アジアカップにより、再開前のトレーニングに参加できなった香川。日本代表は準々決勝で敗退し、早期にチームに合流した。
前半戦ではチームと共に調子を落とし、同紙によれば「新年になっても根本的な改善がない」と見ていたようだ。しかし、この試合では「全く別物だった」と訂正。
さらに「極東からの旋風が再び起こった」と、高評価。そして「ユルゲン・クロップの戦術を体現した」と、クロップ監督の代名詞でもある“ゲーゲン・プレッシング”を香川が実践して見せたと述べている。
この活躍に同紙は「バイエルン・ミュンヘン戦ではMFシャビ・アロンソを手こずらせた香川をクロップ監督は思い出したことだろう」と、見ているようだ。
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