右太ももを負傷した長友佑都【写真:Getty Images】
【インテル3-0パレルモ セリエA第22節】
イタリア・セリエA第22節インテル対パレルモが現地時間の8日行なわれた。
インテルはコッパ・イタリアに続いてマルセロ・ブロゾビッチが先発出場。ロベルト・マンチーニ監督は布陣を4-3-1-2に変更し、中盤を厚くした。
両チームのスターティングメンバーは以下。
インテル(4-3-1-2)
GK:サミール・ハンダノビッチ
DF:ダビデ・サントン、アンドレア・ラノッキア、ファン・ジェズス、長友佑都
MF:フレディ・グアリン、ガリー・メデル、マルセロ・ブロゾビッチ
ジェルダン・シャキリ
FW:マウロ・イカルディ、ロドリゴ・パラシオ
パレルモ(3-5-2)
GK:ステーファノ・ソッレンティーノ
DF:クラウディオ・テルツィ、ジャンカルロ・ゴンサレス、ファビオ・ダプレラ
MF:ミシェル・モルガネッラ、ルカ・リゴーニ、マト・ヤヤロ、エドガル・バレート、アシュラフ・ラザール
FW:フランコ・バスケス、パウロ・ディバラ
序盤からインテルがセットプレーからチャンスを作る。コーナーキックからグアリン、ファンと立て続けにゴールに迫るも、ここはGKソレンティーノの好セーブに阻まれる。
すると16分、そのセットプレーからインテルが先制に成功する。コーナーキックからグアリンがヘディングで叩き込んだ。
25分、パレルモのチャンスはやはりこの男から。ディバラが右サイドを駆け上がると長友をかわしてカットイン。左脚で巻いたシュートはわずかにゴール左にそれた。
29分、今度はインテルがビッグチャンス。ブロゾビッチがドリブルでボールを運ぶと、左サイドからパラシオへクロスを上げる。これをフリーでヘディングするも、ゴールマウスを捉えることができない。
するとインテルがアクシデントに見舞われる。長友がアジアカップと同じ左太ももを負傷し36分に交代を余儀なくされる。インテルは代わりにドドを投入する。
そのまま前半は1-0で終了。インテルリードで後半を迎える。
52分、パレルモが信じられないミスで決定機を逃す。混戦からディバラがゴール前至近距離でシュートを放つも、ボールはゴールの上へ外れた。絶好調のエースが決めきれない。
57分、59分にはインテルにもビッグチャンスが生まれるも決めきれない。グアリンのアーリークロスからイカルディがヘディングを放つもボールはポストに阻まれる。続くコーナーキックからはラノッキアがヘディング。ここもクロスバーに直撃してしまう。
しかし、64分ようやく待望の追加点が生まれる。右サイドからのクロスがファーにいたイカルディまで流れると、ワントラップして強烈なシュートを叩き込む。ソッレンティーノが触れるも、ボールはそのままゴールに突き刺さった。
終了間際の88分にはイカルディがヘディングでこの日2点目のゴールを決める。そのまま試合は3-0で終了。インテルが好調パレルモに快勝を収めた。
この勝利でインテルは暫定10位に浮上。一方のパレルモは暫定8位に沈んだ。次節インテルはアウェイでアタランタと対戦する。
【了】