カリアリ戦で2アシストと大活躍のダニエレ・ヴェルデ(右)【写真:Getty Images】
セリエA第22節が8日行なわれ、ローマはアウェイでカリアリ相手に2-1と勝利を収めた。この試合で2アシストと大活躍をみせたFWダニエレ・ヴェルデは指揮官への感謝を語っている。イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じた。
ヴェルデはカリアリ戦で4-3-3の右ウイングで先発出場を果たす。すると、37分に素晴らしいスルーパスからFWアデム・リャイッチのゴールをお膳立て。85分には左サイドからクロスを放ち、これがFWレアンドロ・パレデスのボレーシュートを産んだ。
同選手は現在18歳。ローマ下部組織出身のイタリア人フォワードだ。1月のパレルモ戦でセリエAデビューを果たすと徐々に存在感を示し、今回ついに結果に結びつけた。
試合後のインタビューでヴェルデは「ルディ・ガルシア監督に感謝している」と語った。
「監督は僕に出場機会をくれ、チームはとても助けてくれた。ガルシア監督はアドバイスをくれたよ」
また、記者から「ローマのリネア・ヴェルデ(グリーン・ライン)」というニックネームで呼ばれると、「完璧なタイトルだね」と喜んだ。
「とても感情的なことだ。今の時点で僕が何に挑戦できるかはわからない。こういった試合ができて、勝点3を得ることができたことが凄く嬉しいよ」
この試合でローマはヴェルデだけでなく、20歳のFWパレデスが初ゴール、18歳のFWアントニオ・サナブリアも印象的なプレーをみせるなど若手の活躍が相次いだ。今後のブレイク選手に注目が集まりそうだ。
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