トッテナムのFWケイン【写真:Getty Images】
現地時間7日に行われたプレミアリーグ第24節、アーセナルとの大一番でトッテナムの21歳、FWハリー・ケインは2得点を決め、チームの逆転勝利を導いた。
試合後、ケインはイギリス『BBC』のインタビューに応じ、「僕にとって初めてのノースロンドン・ダービーは信じられない結果になった」と、勝利の立役者となった喜びを明かしている。
ユース時代からトッテナムでプレーするケインにとって、ローカルのライバルであるアーセナルとの対戦には特別な思いがあったのだろう。「(ダービーは)子供の頃からたくさん見てきた。この感情は言葉で説明することは出来ないけど、忘れることはないだろう」と、夢の様な試合を振り返った。
この試合にはイングランド代表のロイ・ホジソン監督も視察に訪れていた。U-21代表のケインだが、夢見るのは当然A代表での活躍だ。
「(次の代表戦がある)3月までは多くの試合がある。それまでは今の状態を維持し、チームのために自分のベストを尽くす必要がある。何が起こるかはそれからだ」
今季22得点目を決めた絶好調のストライカーは、代表への意気込みをこのように語ってる。現在の代表チームにはダニエル・スタリッジやウェイン・ルーニー、ラヒーム・スターリングといった攻撃陣にタレントは揃うが、ケインのような純粋な9番タイプのストライカーはそう多くない。
イングランド代表でもゴールを量産するケインの姿が見られる日もそう遠くないかもしれない。
【了】
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