財政難のパルマ【写真:Getty Images】
パルマのオーナーがまたもや変わる可能性が出てきている。7日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、2ヶ月前にオーナーとなったアルバニア人実業家レザート・ターチ氏がクラブを売却すると報じている。
パルマは元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノの暴露にもあったように、選手への年俸支払いが滞っている。今月15日までに滞納分を支払わなければ、勝ち点2を失うペナルティを科せられる可能性がある。セリエA最下位に沈むパルマにとって大きな痛手になることは間違いない。
かつてパルマでプレーしていたブラジル人DFフェリペも同クラブの財政難に不満をこぼしている。
同紙は、パルマが今季終了までに必要な資金は5000万ユーロ(約67億5000万円)と推定している。元日本代表の中田英寿氏も在籍するなど、日本人にも馴染みのあるクラブは現在、深刻な状態に陥っている。
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