トッテナムのFWケインは2得点の活躍を見せた【写真:Getty Images】
【トッテナム 2-1 アーセナル プレミア第24節】
イングランド・プレミアリーグ第24節、トッテナム対アーセナルの”ノースロンドン・ダービー”が現地時間7日に行われ、2-1でホームのトッテナムが勝利を収めた。
序盤からチャンスを多く作ったホームのトッテナム。5分にカウンターから最初のチャンス。デンベレからのパスをゴール左で受けたケインのミドルシュートがアーセナルゴールを襲う。ここはGKオスピナが素晴らしいセーブで防いでいる。
それでも先制はアーセナル。11分、ウェルベックが右サイドを自慢のスピードで突破。クロスを中央でジルーが合わせるとボールは左サイドに走り込んだエジルのもとへと流れる。エジルがこれを左足ボレーで冷静に沈めて、1−0とリードを奪った。
ボールを持つ時間が長いトッテナムはウォーカー、ローズと両SBの積極的な攻撃参加やエリクセン、デンベレらがボールを保持することで攻撃を仕掛けていく。
30分を過ぎた辺りからはアーセナルがウェルベック、トッテナムはラメラなどを中心に迫力あるカウンターを仕掛け合うが、前半は1−0のまま終了。トッテナムは前半ボール支配率63%、シュート11本を記録するも、無得点で後半戦へ。
56分、トッテナムがようやく同点。エリクセンの右CKから最後はファーサイドに流れたボールをイングランド人FWハリー・ケインが押し込んだ。先日クラブとの契約を2020年まで延長をしたばかりのケインは、ロイ・ホジソン代表監督が見守る中、リーグ戦11得点目を決めた。
アーセナルは勝ち越しを狙い68分にロシツキ、78分にウォルコットと攻撃のカードを切る。
しかし、勝ち越しゴールはトッテナムに生まれる。86分、ベンタレブのクロスをケインが頭で合わせてこの試合2点目。バックステップを踏みながらの難しいシュートだったが、これにはGKオスピナも見送ることしか出来ず、トッテナムが2−1と逆転に成功した。
そのまま試合は終了。アーセナルはアーセン・ヴェンゲル監督のプレミア通算700試合目を勝利で飾れず。連勝は3でストップした。一方、ケインの活躍で勝利したトッテナムはこれで勝ち点を43に伸ばした。アーセナルを上回り、暫定で4位に浮上している。
【了】
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