アシュリー・ヤングはドレッシングルームでDJを務める【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表MFアシュリー・ヤングが5日、自身のフェイスブックページでファンの質問に答え、自らのチーム内での役割について明かしている。
欧州の選手たちにとって試合前のロッカールームで音楽を流すのは特段珍しいことではないが、ヤングは今季からその選曲を一手に担うDJに任命されたという。
本来この役割を務めていたのは、昨季まで在籍し、今季ユベントスへ移籍したフランス代表DFパトリス・エブラだったとのことだが、ヤングは「僕はエブラから正式にこの役割を引き継いだけど、もっと早く交代しておくべきだったかな。彼の選曲はちょっとね…!」と冗談交じりに語り、先輩に不満があったことを明かした。
さらに「僕はドレッシングルームのDJになって、みんなを喜ばせることができるように様々な種類の曲を聴いたんだけど、お気に入りはヒップホップやR&B、ハウスミュージック、レゲエだよ」と自身の音楽の好みについても述べている。
実はヤングは3年前にユナイテッドの公式HP内に掲載されたインタビューでもエブラのDJスキルについて語っており、その記事では当時のチームメイトダニー・ウェルベックとともにエブラの選曲に対する不満をあらわにしていた。
ウェルベックは「パトリスはいい曲をかけるんだけど、最近ちょっと穏やかなテンポになってきていて、ロッカールームのテンポが遅くなってしまうんだ。決して彼が年をとったと言っているわけではないよ。ただちょっと選曲がね…」と漏らしている。
それに対しヤングも「曲のペースが遅すぎるんだ。これから試合をするというタイミングで聴く曲ではないよね。たくさん曲を持っているし、良いDJだとは思うけど」とフォローを入れながらエブラの選曲を批判していた。
果たしてヤングの選曲はチームメイトたちを満足させることができているのだろうか。
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