ネイマール【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは2011年、現バルセロナのFWネイマールと仮契約を交わしていたものの、移籍の際に生じる法的問題が原因で同選手の獲得を却下したという。
ネイマール騒動を第一に報じ、07年から11年までスペイン紙『マルカ』の編集長を務めたエドゥラド・インダ氏が4日、スペインのTV番組『エル・チリンギト』で伝えている。
インダ氏によれば当時マドリーのメディカルチームのカルロス・ディス氏は、2011年にネイマールにメディカルチェックを行うためブラジルに向かった。そして同年、ネイマールの仮契約がマドリーと交わされた。この様子はインダ氏も見ていたという。
しかしマドリーは、ネイマールの父親が要求する数々の条件に疑問を持ち、信頼する法律事務所や財務省に掛け合った。結果、厄介ごとに首を突っ込むことになると判断されたため、同選手の獲得は断念した。
更にインダ氏はネイマールを獲得したがっていた人物は、当時マドリーの監督を務めていたジョゼ・モウリーニョ(現チェルシー監督)だったと明かしている。なおモウリーニョは髪型を理由に同選手のことを「ニワトリ」と呼んでいたという。
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