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香川真司 10年前

最下位の座を“守り抜いた”ドルトムント。地元紙も厳しい評価「広範囲に渡って無害のまま」

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「ブンデスリーガは異様だ!」

 5日付のキッカー紙は「BVBは最下位にどっぷりハマっている。降格チームのような姿を見せる」とした。

 同紙もまた厳しい様子だ。アウクスブルク戦を終えて、「BVBは広範囲に渡って無害のままである」。

 ケールが以前に発した「我々は降格圏を抜け出すためのクオリティと、また必要なメンタリティを持っているということを、私は確信している」というコメントを引き合いに出しながら、「そろそろBVBがピッチの上でもまたそのクオリティを証明する時間だ」。

 キッカー紙によるアウクスブルク戦のドルトムントの先発メンバーの採点は次のとおり。

【GK】バイデンフェラー「3」、【DF】グロスクロイツ「5」、ソクラティス「4」、フンメルス「3.5」、シュメルツァー「4.5」【MF】ギュンドアン「4.5」、サヒン「4」、カンプル「4」、ロイス「5」、オーバメヤン「4」【FW】インモービレ「5」。

 72分より途中出場の香川真司に採点は付与されていない。

 第19節を終えてアウクスブルクが4位となり、ドルトムントが最下位の18位のままであることを受けて、ビルト紙は「ブンデスリーガは異様だ!」とした。

 ビルト紙:「アウクスブルクはチャンピオンズリーグのコースに乗っている。BVBは順位表で最下位のままである」

 その光景は異様なものなのだろうか。それとも実力がそのまま現れたものなのだろうか。

【了】

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