最後まであきらめないユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ第19節が4日に各地で行われ、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはホームでアウグスブルクと対戦して0-1で敗れている。
前節ついに単独最下位になってしまったドルトムント。どのような形であれ、必要なのは勝ち点3だった。しかし、結果は敗戦。試合後ユルゲン・クロップ監督は「結果はものすごく痛い」と、漏らしている。
失点シーンでは「5、6回防いだが、最後に(ラウール・)ボバディジャに決められてしまった」と、相手をフリーにしてしまったことを嘆いている。
そして「我々に大きなチャンスは無かった。今日はポジティブな要素が少ない」と明かし、「レッドカードの後も何もできなかった」と、振り返っている。
単独最下位を抜けられないまま、事態は深刻になってしまったドルトムント。クロップ監督は「この事態を受け止める必要がある。今晩はすべての非難を受けなければいけない」と、一向に改善しない状況の非を認めている。
さらに「我々は同じことを繰り返してしまっている。私も失望している。しかし、それは簡単ではないことは明らかだ」と、コメント。それでも「今日ブーイングした人たちの気持ちは理解できる」と、話している。
泥沼から抜け出せないドルトムントだが、「状況は良くなってきている。あとは自信を回復するだけだ」と、考えるクロップ監督。そして「我々はあきらめない。まだ続くこと。もう始まってしまった。そして、まだ何ももたらしていない」と、最後まであがくつもりだ。
【了】
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