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累積警告のマルセロ、判定に納得いかず「触れてすらいない」

text by 編集部 photo by Getty Images

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マルセロ【写真:Getty Images】

 クラブW杯によって延期されていたリーガエスパニョーラの第16節が現地時間4日に行われ、レアル・マドリーはホームでセビージャに2-1で勝利を収めた。

 この日イエローカードを受けたことで、7日に行われるアトレティコ・マドリー戦は累積警告で欠場となるマルセロ。試合後、スペインTV『カナル+』で「悔しくはない。僕が相手に触れてすらいないことは皆が見た」と、カードは不当だと主張した。

 実際にマドリーのエミリオ・ブトラゲーニョSDとアンチェロッティ監督も試合後、判定について抗議すると断言した。

 80分に1点を返されるなど、試合が終了するまで窮地に追い込まれた。マルセロは「ベルナベウに来る全てのチームは勝ちに来る。今日は勝つために苦しんだ」と、苦労して手に入れた勝ち点3を高く評価した。

 なお前半に負傷して交代を強いられたDFセルヒオ・ラモスとMFハメス・ロドリゲスは、7日のアトレティコ戦には戦力として数えることはできない。マルセロは「痛い離脱だけど他にもいい選手がいる。今日、ナチョとヴァランは偉大な試合をした」と、控えの選手達への信頼を示した。

 また、マルセロは今回の試合でマドリーの選手として通算300試合出場となった。「僕は常に次の試合についてのみ考えながら生きている。毎試合最後の試合かのようにね。ここでは喜んでプレーし続けるけどロベルト・カルロス(マドリー外国人史上最多出場者)の記録更新については考えていない」と、記録に気をとられない姿勢を見せた。

 最後にマルセロは、アトレティコとの勝点差を10に広げられる対戦に向けて、「勝ちに行く」と勝利への意欲を見せた。

【了】

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