マンチェスター・ユナイテッドのMFヤヌザイ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのMFアドナン・ヤヌザイは、オランダ人指揮官ルイス・ファン・ハールの採用する3−5−2システムへの順応に苦しんでいることを認めた。4日のイギリス『スカイ』が報じている。
ヤヌザイは昨季、デイビッド・モイーズ体制の下でデビュー。主に4−2−3−1システムのサイドで起用されることが多かった。
しかし、今季は出場機会自体も少なく、出番があっても不慣れなウイングバックで起用されてきた。
19歳のベルギー代表はファン・ハールの戦術について、「今のシステムは僕にとってプレーするのが難しい」と、適応に時間が掛かっていることを認めている。
それでも、「(適応するため)一生懸命取り組み続ける。毎日のトレーニングでもやっていることだし、もっと試合に出場したい」と、監督の期待に応えるべくハードワークを続けていることを明かした。
自身の得意なポジションについてヤヌザイは、「僕はウイングバックの選手ではない。より守備的な役割が求められるポジションは難しい」としたうえで、「好きなのは10番のポジションかウインガー」と話している。
今季は全コンペティション合わせても15試合の出場にとどまっているヤヌザイ。未だ無得点と結果を残すことが出来ていないが、出場機会を得るためには守備も含めたチームへの貢献が求められそうだ。
自身の望む10番のポジションには同じ左利きのファン・マヌエル・マタが君臨する。そのほかアンヘル・ディ・マリア、ウェイン・ルーニーら強力なライバルが多い攻撃陣の中でアピールすることが出来るのだろうか。
【了】
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