2ゴールを決めたマリオ・ゴメス【写真:Getty Images】
コッパ・イタリアの準々決勝が現地時間3日に行なわれ、ローマはフィオレンティーナにホームで2-0と敗北を喫した。フィオレンティーナは準決勝でユベントスと対決する。
フィオレンティーナは20分と89分にドイツ代表FWマリオ・ゴメスが2ゴールを決めた。ローマは73分に新加入のFWビクトール・イバルボを投入するも、最後までゴールを奪うことはできなかった。
この敗北でローマは1月11日のローマダービー以降6試合でわずか1勝にとどまっている。同クラブの指揮官ルディ・ガルシア監督は試合後のインタビューで「前半は我々はよいプレーをした。しかし、彼らは初めてのチャンスで得点した」と敗退を悔やんだ。
「我々はあまりも多くの失点をしすぎている。攻撃陣には選択肢がない。FWビクトール・イバルボは1ヶ月間プレーしておらず、我々と1回しか練習していないにも関わらず出場させなければいけなかった」
一方で、指揮官は「我々にはリーグ戦とヨーロッパリーグ(EL)が残っている」と話し、今後に向けて意欲を示した。
「集中し続けなければいけない。今はたくさんの問題を抱える時期だ。より慎重にプレーする必要があるね。カリアリに勝利しなければならない。そうすれば、その後ほとんどの選手たちが帰ってくる」
セリエA第22節カリアリ対ローマの一戦は、日本時間の9日23:00より開催される。
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