ハビエル・アギーレ前日本代表監督【写真:Getty Images】
日本サッカー協会は3日、日本代表のハビエル・アギーレ監督との契約解除を発表した。
この一報はすぐに世界中を駆け巡り、海外メディアも記者会見の内容を大きく報じている。
リーグの八百長疑惑に揺れるスペインでもこの話題は大きく扱われ、『マルカ』や『エル・パイス』はアギーレ監督のコメントを引用しつつ、大仁邦彌会長が行った記者会見の内容を正確に伝えた。
一方、『アス』はまさかのミス。大仁会長の名前を「クニア」と表記してしまい、なおかつ解任は2011年5月のサラゴサ対レバンテ戦における八百長への関与が直接の原因であるかのような論調で記事をまとめている。
3日に行われた記者会見で大仁会長は「告発が受理されたことで代表チームに影響を及ぼすリスクを排除した」と語ったうえで「“八百長関与”が理由ではない」と強調していた。
ヨーロッパのスポーツ新聞や大衆紙以外にも、『ウォール・ストリート・ジャーナル』がこの話題を取り上げ、八百長への関与が疑われているアギーレ監督は2月25日にバレンシアの裁判所へ出頭する必要があると、今後の具体的な日程にまで言及している。
また、日本代表選手も多くプレーするドイツでは『ルール・ナハリヒテン』が短い記事を公開。その中では八百長の疑いがかかっているサラゴサ対レバンテにおいて96万5000ユーロ(現在のレートで約12億8500万円)がサラゴサ勝利のために動いたと指摘されている。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→