豪州のニューカッスル・Jへの入団が決まったイ・キジェ【写真:Getty Images】
オーストラリア・Aリーグのニューカッスル・ジェッツが清水エスパルスを退団したDFイ・キジェを獲得したことを、クラブの公式サイトで発表した。
2014年1月にはU-22韓国代表にも選出された23歳の左SBは、東国大学から2012年に清水へ加入。初年度は主力として活躍したが、2年目以降はチャンスが減少し、昨季はわずかリーグ7試合の出場に留まっていた。日本での通算記録は74試合。
ニューカッスル・Jのフィル・スタッブビン監督はイについて「ダイナミックさが我々の目に留まり、チームにインパクトを与えることができる」と語り「23歳と若いが、Jリーグでコンスタントに強さとハードワークを見せた選手」と期待を寄せた。
イ自身もこの移籍が成立したことを喜んでいる。「オーストラリアに来る決断をしたのは、この国のサッカーリーグの質と規模が成長段階にあると聞いたからだ。アジアの他リーグに挑戦することは、新しいサッカースタイルや文化を経験できる刺激的な挑戦」と新天地での意気込みを話した。
また、清水は公式サイトで同選手の契約満了による退団を発表。イはニューカッスル・Jにフリートランスファーで移籍し、シーズン終了までの4カ月間を豪州で戦う。
ニューカッスル・Jは現在15試合を消化し、勝ち点8で下位から2番目の9位に沈んでいる。
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