オーストラリアのアジア制覇に大きく貢献したマーク・ミリガン【写真:Getty Images】
【韓国 1-2 オーストラリア アジア杯決勝】
AFCアジアカップの決勝が31日に行われ、延長戦の末2-1で韓国を破った開催国オーストラリアが3度目の挑戦で初優勝を果たした。
試合後のミックスゾーンに現れた元ジェフ千葉のMFマーク・ミリガンは初めに、「国民にとって特別な瞬間だった。そして彼らは歴史の目撃者だ。オーストラリアのサッカーは再び前進するだろう」と偉業達成をスタンドからサポートしたオーストラリア国民に感謝を述べた。
2007年にアジアの舞台へ戦いの場を移してから、初の戴冠となったが「明らかに良い方向へ向かっていて、アジアで多くの経験をしている。僕たちは進むべき道を理解しているし、継続していかなければならない。アジアでの経験は多くのものをもたらしてくれたと思う」とAFCの一員として戦うことの重要性を説く。
韓国との決勝戦は延長までもつれる文字通り激戦と言えるものだった。ミリガンにとっても最終盤は感慨深かったようで、「非常に長い道のりに感じた。オーストラリア代表の一員となり、この成功を収められたことは特別なことだ。良い時も辛い時も過ごしてきたから、多くの感情があふれ出してきたんだ」と振り返る。
優勝の瞬間について問われると、「正直、数日間は頭から離れないだろうね」と喜びを表現した。
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