良さを強調するMF香川真司【写真:Getty Images】
【レバークーゼン0-0ボルシア・ドルトムント ブンデスリーガ 第18節】
現地時間31日にブンデスリーガ第18節が各地で行われ、日本代表のMF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントはアウェイでレバークーゼンと対戦。0-0の引き分けに終わった。アジアカップ敗退後にチームに合流した香川だったが、この試合では出番なし。試合後、報道陣に現況を語った。
「負けて言うのもあれですけど、アジアカップから、すごく良いトレーニングが出来ていますし、コンディションは良いですよ。次に期待したいと思います」と話す香川。
ドルトムントはウィンターブレイク中にスペインでキャンプを行っていた。そこへは香川は不参加で、合流も1週間前。ベンチ入りしたとはいえ、アジアカップの疲れもある。だが本人は、「(出場の可能性は)いや、分からないです。手応えとしては出るかなぁと思っていたんですけど。まあ、しょうがないです」と調子の良さを強調。
次節の出場についても「もちろん(問題ない)」と語っている。
アジアカップはまさかのベスト8敗退となってしまった。自身はUAE戦のPK戦で失敗し、「申し訳ない」と落ち込む様子も見られたが、「切り替えはもう出来ていますし、次の試合に向けて集中します」とメンタル面での問題はないことを強調した。
降格圏に沈んでいたドルトムント。勝利したい状況だったが引き分けた。出場機会がなかった香川は、「まあ難しい試合でしたし、今のチーム状況、試合の内容から見ても妥当。ポジティブに捉えるべきだと思います」と冷静に受け止めた。
「引き分けでしたけど、チームの雰囲気は意外とポジティブに捉えていましたし、それはそれでいいことだと思う。今のチーム状況から言っても。次はホームなので、勝たなきゃいけない。相手も相手なので、今日も勝ちたかったですけどね」
勝ち点1にとどまるも前向きに捉えていた香川。本人はコンディションに問題ないことを語るが、この試合では新加入のMFケヴィン・カンプルがいきなり先発出場。激しいポジション争いが予想される。
ドルトムントは次節、ホームでアウグスブルクと戦う。香川としては先発出場して勝利に貢献し、自身とチームの再浮上のきっかけにしたいところだ。
【了】
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