古巣に思いをはせるフランク・ランパード【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのMFフランク・ランパードは、引退後にジョゼ・モウリーニョ監督率いる古巣チェルシーで指導者になることを夢見ているようだ。31日の英TV『スカイ・スポーツ』の番組内で本人が語っている。
ロンドンのクラブでチーム最多得点記録の211ゴールを挙げ、夏にマンチェスターへ移籍した36歳の元イングランド代表は「ジョゼ・モウリーニョとクラブ首脳陣は僕の復帰を望んでおり、戻ってくるならいつでも構わないと話してくれている」と長年過ごしたクラブに将来コーチとして舞い戻るプランがあることを告白。
「チェルシーは僕にとって家のようなもの。(クラブの伝説的プレーヤーの)ロン・“チョッパー”・ハリスやピーター・ボネッティは今もクラブと深く繋がっている。もし戻ることができるのであれば、彼らと同じように貢献したいと思う気持ちは変わらない」と古巣への忠誠を語った。
現地31日に開催予定のプレミアリーグ第23節で、移籍後初めてスタンフォード・ブリッジを訪れることに「本当に感情的になるだろうね。チェルシーのファンや関係者に会えることを楽しみにしている。特に練習場管理者のアラン・バレットや広報のフランク・ステアーやテレサにはしっかりと挨拶する機会がなかったからね。
西ロンドンはいつでも僕のホームだ。今週はチェルシー時代の友人からメールや電話が鳴りっ放しだよ。13年間も共に働けばそこにいる人々との絆が生まれる。ピッチ上に立つのが待ち遠しい」と頬を緩めた。
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