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香川真司 10年前

地元紙は香川をベンチと予想も——。降格圏を抜け出すか。再び始まるドルトムントのタフな戦い

text by 本田千尋 photo by Getty Images

サヒンとギュンドアンのWボランチに注目

 キッカー紙は「ボルシア・ドルトムントにおいて人々は、全ての極めて重大な不安をはねのけるための短距離走というよりマラソンに対して心の準備をしている」としている。

 ツォルク氏の「我々は毎試合での成功体験をハードワークで掴み取らなければならない。問題は2週間では片付かない」という言葉を用いて、一番重要なことは降格圏を離れること、とした。

 そしてキッカー紙は、その「問題」を瞬間的に抜け出せるものではなく、長期に渡るタフなものになると見ているようだ。

 29日付のルール地方の地元紙レヴィアシュポルトが大きく取り上げたのは、キッカー紙も写真を用いたサヒンである。

 同紙は「ヌリ・サヒンは、後半戦においてようやく再びBVBを助けることが出来ることを喜んでいる」と小見出しを付けて、「スベン・ベンダーとセバスチャン・ケールの脱落は何よりも、ボルシア・ドルトムントは土曜日にレバークーゼン(18:30)でサヒンとイルカイ・ギュンドアンのダブルボランチでスタートするであろうことを示している」とした。

 レヴィアシュポルト紙による、レバークーゼン戦の先発予想は次のとおり。布陣は4-2-3-1である。

 【GK】バイデンフェラー、【DF】右SBピシュチェク、右CBフンメルス、左CBソクラティス、左SBシュメルツァー、【MF】ボランチにサヒン、ギュンドアン、2列目は右からブワシュチコフスキ、ロイス、カンプル、【FW】インモービレ。香川はベンチからのスタート予想である。

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