バイエルンに完勝したディーター・ヘッキング監督【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ1部は現地時間30日に再開され、2位ヴォルフスブルクは首位のバイエルン・ミュンヘンとホームで対戦して4-1で勝利している。
再開前にMFジュニオール・マランダが事故死するというショッキングな事件後の最初の試合とあり、チーム全体の士気も厳しいものがあると感じていたディーター・ヘッキング監督。
しかし前半戦無敗で、しかも17戦で4失点の首位バイエルンを相手に4得点の完勝。試合後ヘッキング監督は「マランダの死という厳しい状況の中での最初の試合だった。しかし、それを乗り越えて自信を持つことが出来た」と、話した。
また、試合前に追悼セレモニーが行われ「コレオグラフィーによって、ファンやヴォルフスブルクに関わる全ての人たちの心に刻まれた」と、マランダのために一丸となることが出来たと感じたようだ。
試合についても「持てるものを全て出し、誇りを持って戦った」と振り返り、「バイエルンに対し、チャンスをほとんど与えなかった」と、満足している。
そして「私は彼らに大きな賛辞を送らなければいけない」と、賞賛している。
首位との直接対決で完勝を果たしたヴォルフスブルク。勝ち点差は「8」とまだ大きく開いてはいるが、残り16試合で何が起こるかはわからない。
チームメイトの死という悲しみを乗り越えて、2008-09シーズン以来の優勝を目指す。
【了】
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