ポジション争いが激しくなるDF酒井宏樹【写真:Getty Images】
ハノーファーはDF酒井宏樹の奮起に期待している。29日発売のドイツ紙『キッカー』が伝えている。
26日にハノーファーは、目前と思われていたマリボルのスロベニア代表右SB(サイドバック)ペタル・ストヤノヴィッチ獲得が破談。28日にはFWディディエ・ヤ・コナンの復帰が発表されたものの、右SBの穴は埋まっていなかった。
ハノーファーの右SBは酒井宏樹が務めているが、酒井に代わるまたは同等の選手がおらず、補強ポイントとして挙げていた。
同紙によればディルク・デュフナーSD(スポーツディレクター)は即戦力であり、若く将来性を持った、できれば移籍金150万ユーロ(約2億1000万円)以下の選手を望んでいた様子。
そのためハノーファーとタイフン・コクルト監督は、酒井の奮起と欠場を強いられないことを望んでいたようだ。
同紙発売の29日の時点では、まだ右SBの補強の話は無く、残り少ない移籍期間での電撃加入は無いだろうと予想されていた。
しかし、同日午後にポルトガル代表のDFジョアン・ペレイラをバレンシアから獲得。若いという条件は満たせなかったものの、世界レベルの選手であり、即戦力であることは間違いない。
それでも、ペレイラの契約は半年のみとなっているおり、ポジション確保そして来季以降も地位を不動にするため、酒井は今まで以上に奮起を必要とされるのは確かだ。
【了】
フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→