HSVへの復帰が決まったとされるFWイビチャ・オリッチ【写真:Getty Images】
クロアチア代表でヴォルフスブルクのFWイビチャ・オリッチのハンブルガーSV(HSV)への移籍が決定的なようだ。29日のドイツ地元紙『ハンブルガー・モルゲンポスト』が報じている。
チェルシーのFWアンドレ・シュールレの移籍が合意に達したと言われるヴォルフスブルク。それに押し出される形でオリッチは古巣のHSVへ移籍するようだ。
同紙によれば、正式発表はまだだが移籍は決定事項なようで、オリッチは金曜日にメディカルチェックを受け、そのままチームに合流するという。
移籍金は200万ユーロ(約2億8000万円)で、2016年6月までの1年半契約になる見込み。
オリッチは同紙に「木曜日の練習後、ゼネラルマネージャーが来て”家(HSV)に帰ることが出来る”と言ったんだ」と、明かし「復帰できて嬉しい。HSVでプレーできるのが楽しみだよ」と、語っている。
さらに2007年から2009年まで同クラブに在籍したオリッチは「私がバイエルン(・ミュンヘン)に移籍した時も、ファンとは素晴らしい関係でいた」と、古巣への復帰を喜んでいる。
メディカルチェックも含め、ハンブルク入りするオリッチは、30日に行われるヴォルフスブルク対バイエルンの試合に出場することはない。しかしオリッチは「監督が言えばケルン戦に出る準備もできている」と、31日に行われる再開初戦に出場するつもりでいる。
はたして再開初戦が5年半ぶりの帰還となるのだろうか。
【了】
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