オーストラリア・Aリーグのウェスタンシドニー・ワンダラーズ(WSW)は29日、元日本代表のMF高萩洋次郎をリーグ戦の登録メンバーに加えたことをクラブの公式ウェブサイトで発表した。
同クラブは今月14日に高萩とアジアチャンピオンズリーグのベスト16までの短期契約を結んでいたが、2014-15シーズンの残り試合に出場できる契約に変更。背番号は「10」を付ける。
WSWのCEOを務めるジョン・ツァツィマス氏は高萩との新契約について「リーグ後半戦のメンバーに彼を加えることができてとても嬉しい。洋次郎は経験抱負で才能豊かなアタッカーであり、豪州のファンに愛される選手になるだろう」とコメントし、期待を寄せた。
高萩はインタビューで「トニー・ポポヴィッチ監督は現役時代に古巣のサンフレッチェでプレー経験があり、素晴らしい指導者だと聞いています。このクラブとは昨季ACLで対戦しているため、良い選手がいることも知っています。
新しいチャレンジをしたかった。アジア王者に自分が加わることで連覇に貢献したい」と意気込みを語った。
アジア王者として迎えた今季のリーグ戦だが、3試合未消化ながら12試合を戦って0勝4分け8敗の最下位に沈んでいる。
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