8万人の声援を背に初戴冠を狙う
昨晩の試合で不動の右SBで、韓国のエースのソン・フンミンとマッチアップするイヴァン・フラニッチが負傷したのも痛い。
試合後にポスタコグルー監督が「次は決勝。彼の足でも切り落とさない限りは、彼はプレーを志願してくるよ」と冗談めかして話していただけに、フラニッチのケガの状態はそれほどシリアスではないと思われる。
昨晩のニューカッスル・スタジアムとは違って8万人を超すホームの大観衆の後押しが見込めるグリーン&ゴールドに染まる巨大スタジアムでの試合は、サッカルーズにとって間違いなく大きなアドバンテージになる。
ポスタコグルー監督も、その決勝戦に関して「すごく大事なゲーム。4年前も決勝に進んで、大きな経験をした。(豪州が)アジアに転籍してしばらく経つが、まだ男子サッカーでタイトルを獲得できていない。しかし、(3日後の)決勝は国として何かを成し遂げる素晴らしい機会になる」との手応えを語った。
サッカルーズは、グループリーグで土を付けられた韓国に決勝の大舞台でリベンジを果たすまたとない機会を得た。
大観衆の歓声に後押しされたサッカルーズの面々がピッチ上で躍動することができれば、キャプテンのジェディナクが8万人の大観衆の前で「アジア王者」の証たるトロフィーを高々と掲げるシーンを目撃できる可能性は高い。
サッカルーズは止まらない。この国のサッカー人気を確立させるためにも、どうしても落とせない運命の決勝戦は3日後に迫っている。
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