ジャッジには不満。本田は「かわいそう」
今後も続けていくことに疑いを持っていないインザーギ監督は、マンチェスター・ユナイテッドで一時代を築いたファーガソン元監督のことまで引き合いに出し、「彼も最初の数年間はうまくいっていなかったと聞く。選手は全てを出し尽くしているし、それでもうまくいかないというのが今の状況。だがこういうことはある」とファン全てに忍耐を要請。
そして「我々はみな懸命にトレーニングを重ねているし、早いうちにミランがかつての栄光の姿に戻ることを、私は強く信じている」と自信を持って語っていた。
なお試合については、「リーグ戦の時には徹底的にやられて負けを認めたが、今回はそういう気にならない。勝利に価するプレイしたのは我々だし、今日(27日)はジャッジも疑問が残るものだった」と悔しそうに発言した。とりあえず首がつながったのは、ベルルスコーニ会長なども同様の認識を持っていた、ということを意味するものだろう。
また本田については「かわいそうに、オーストラリアから長旅を経て戻ってきたばかりなのに試合に出てもらわざるを得なかった」と語った。地元紙では先発予想もされていたが、この言葉から察するにインザーギ監督にその考えは最初からなかったのかもしれない。
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