アジア杯から復帰後、途中出場を果たした本田圭佑【写真:Getty Images】
【ミラン0-1ラツィオ コッパ・イタリア準々決勝】
コッパ・イタリア準々決勝が現地時間の27日行なわれ、ミランはホームでラツィオと対戦した。
アジアカップから復帰した本田圭佑はベンチスタート。ミランは右サイドのアレッシオ・チェルチ、左サイドにジェレミー・メネズを置く4-3-3で挑む。
両チームのスターティングメンバーは以下。
ミラン(4-3-3)
GK:クリスティン・アッビアーティ
DF:イグナツィオ・アバーテ、アレックス、アディル・ラミ、ミケランジェロ・アルベルタッツィ
MF:アンドレア・ポーリ、リッカルド・モントリーボ、サリー・ムンタリ
FW:アレッシオ・チェルチ、ジャンパオロ・パッツィーニ、ジェレミー・メネズ
ラツィオ(4-3-3)
GK:エトリト・ベリシャ
DF:アブドゥライ・コンコ、マウリシオ、ロリク・サナ、シュテファン・ラドゥ
MF:オジェニ・オナツィ、ルーカス・ビグリア、ダニーロ・カタルディ
FW:マルコ・パローロ、ミロスラフ・クローゼ、ケイタ・バルデ・ディアオ
開始早々、ラツィオが前回対戦と同じような形でチャンスを迎える。アバーテのバックパスをクローゼが奪うとGKと一対一へ。しかし、ここは惜しくもシュートがゴールを捉えられない。
続く15分にはケイタが同じ形で一対一となるも、ここはアッビアーティが間一髪セーブする。
すると38分、ついにラツィオが先制する。ラツィオが左サイドでフリーキックを獲得すると、クロスボールをエリア内でアルベルタッツィがハンドを犯してしまう。ビグリアが落ち着いてPKを決めた。
しかし、前半終了間際ラツィオが10人になってしまう。チェルチへのファウルでイエローカードをもらっていたカナがメネズへのファウルで2枚目の警告。退場となってしまう。
後半に入り、フィリッポ・インザーギ監督が動く。前半途中から4-2-3-1に布陣を変更していたミランは、ムンタリに替えてアジアのから帰還した本田圭佑を投入する。
すると54分、ラツィオに再びアクシデント。マウリシオが負傷しドゥシャン・バスタと後退を余儀なくされる。
69分、ミランにビッグチャンスが訪れる。アルベルタッツィのクロスをパッツィーニが胸トラップしボレーシュート。ボールはネットを揺らすも、トラップ後のハンドを取られゴールは取り消されてしまう。
77分、ラツィオに再びチャンス。カウンターからケイタがシュートを放つと、これは惜しくもポスト。追加点を決められない。
ミランは79分にアルベルタッツィに替えて新加入のスソを投入。前線の枚数を増やす。
しかし、その後は両チーム攻め手に欠き、試合はそのまま0-1で終了。ラツィオが準決勝進出を決めた。ミランは週末セリエAでパルマと対戦する。
【了】
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