ガッリアーニCEOを強烈に批判したミランのサポーター達【写真:Getty Images】
ミランのサポーターズクラブで最大規模を誇る「ラ・クルバ・スッド」が26日、クラブに対する声明文を発表した。内容はアドリアーノ・ガッリアーニCEOへの抗議とクラブからの追放を要求しているものであると27日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
同グループは「契約切れの選手たちを数多く獲得したミランは、その選手達に払う年俸額がセリエAで3位である(リーグ戦の順位は11位)。この不自然なチームは、プロジェクトもないままにCEOと現場担当者が作り上げたものだ。我々は会長に次のことを要求する。ミランへの新たな投資以上に、現場担当者をクラブから遠ざけ、価値の低い選手達が集まることを避けるべきだ」と、ガッリアーニCEOをはじめ、フロント陣を激しく批判したという。
一方で声明文の中では「新しいスポンサーを確保してきている」と、マーケティング部門などを担当しているバルバラ・ベルルスコーニCEOを評価している。
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