来季の再戦は? 17位からの巻き返しなるか
こうした形に一定の手応えを感じたのか、62分、クロップはロイス、サヒン、シュメルツァー、ソクラティスの4人を一挙に下げた。その後試合は、79分に速攻から奪ったPKを、ブワシュチコフスキが決めて1-1のドローで終えている。
後半45分の4-4-2が、後期に向けて本来クロップの意図するところであるならば、前半45分はあえて前期の戦い方を繰り返して試したのかもしれない。
デュッセルドルフ戦はあくまでテストマッチである。しかしフンメルスが「公式戦はまた全く違った試合で、何が起こるか分からない」と言うように、実際のところは1週間後に迫ったレバークーゼン戦でフタを開けてみなければ分からないだろう。
現在デュッセルドルフは2部で6位に付けており、1位インゴルシュタットとの勝ち点差は9、2位カールスルーエとの差は2と、十分昇格を狙える位置にいる。ドルトムントが残留を果たして、デュッセルドルフが上がってくれば、来季は1部の公式戦で両者は対戦する。
一方で、シーズン終了時の両チームの成績次第では、2部の舞台で戦うことになるかもしれない。それとも、残留と昇格を掛けた、ドルトムントとデュッセルドルフの入れ替え戦が実現するだろうか。
いずれにせよBVBは、自動降格圏の17位から後半戦をスタートする。
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