モウリーニョ監督(右)の下で、出番の少ないシュールレ(左)【写真:Getty Images】
チェルシーのFWアンドレ・シュールレは、ドイツのヴォルフスブルク移籍を望んでいると26日、イギリス『スカイ』が報じている。
ドイツ代表の一員として昨夏のブラジル・ワールドカップを制したシュールレだが、2年目のチェルシーでは十分な出場機会を得られていない。
ジョゼ・モウリーニョ監督はこの冬の移籍市場で選手獲得や放出に踏み切る考えはないとしている。それでも並外れた金額でのオファーや、選手が移籍を熱望している場合は、それを容認する構えがあることも認めているため、相応のオファーが届けば実現する可能性はありそうだ。
ただし、チェルシー側の要求は2250万ポンド(約40億円)以上とされている。
ヴォルフスブルグは現在バイエルン・ミュンヘンに次ぐ2位と好調で、日本代表の長谷部誠も所属していた2009年以来のリーグ優勝を目指している。
今季のシュールレはリーグ戦とカップ戦合わせて計22試合5得点という成績だが、先発出場は12試合のみでリーグ戦ではフル出場が1試合もない。
世界一を経験したストライカーは、母国で新たな一歩を踏み出すことになるのだろうか。
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