先制ゴールを決めたイ・ジョンヒョプ【写真:Getty Images】
【韓国 2-0 イラク アジア杯準決勝】
AFCアジアカップの準決勝、韓国対イラクの試合が26日に行われた。
韓国は準々決勝のウズベキスタン戦では延長戦までもつれたが、ソン・フンミンが2得点の活躍を見せベスト4入りを果たした。
対するイラクも、イランとの準々決勝では3-3の打ち合いから最後はPK戦で勝利を収めた。韓国もイラクも、しぶとく戦う中で確実に自信をつけてきた印象だ。
GKキム・ジンヒョンを筆頭とする守備陣が失点ゼロと奮闘し、ソンという新時代のエースが躍動する韓国がボールを保持して前半がスタート。イラクも球際の激しさを見せて対抗する。
7分、相手の突破をファウルで止めたキ・ソンヨンにイエローカード。11分、韓国はソンとのワンツーからナム・テヒが持ち込みミドルシュートを放つ。
19分にはカウンターからソンが前を向くと、そのまま持ち込みシュートもGKが弾く。チャンスを作り出すと20分、FKからイ・ジョンヒョプが頭で決めて韓国が先制した。
43分にはイラクがこの日初めて決定機を迎えるも、キムのファインセーブに防がれ同点ならず。前半は韓国リードで終えた。
後半も韓国がチャンスを作ると50分にはキム・ヨングォンがボレーシュートを決めて2-0。
イラクはゴール前にボールを入れていくも、韓国守備陣も集中が切れない。相手を押し込む展開こそ増えたものの得点を予感させるような攻めができず、時間は過ぎていく。
アディショナルタイムの5分もしっかり跳ね返した韓国が2-0でイラクを下し、決勝進出を果たした。
【了】
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