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クロップ監督がマンジュキッチ獲得を拒否していた?

text by 編集部 photo by Getty Images

クロップ監督がマンジュキッチ獲得を拒否していた?

アトレティコ・マドリーFWマリオ・マンジュキッチ【写真:Getty Images】

 ボルシア・ドルトムントのユルゲン・クロップ監督はアトレティコ・マドリーのFWマリオ・マンジュキッチの獲得を反対していたようだ。25日のドイツ紙『デア・シュピーゲル』が報じている。

 今季初めにFWロベルト・レバンドフスキのバイエルン・ミュンヘン移籍が決まっていたドルトムントは、FWの獲得を優先事項として考えていた。

 そこで候補に挙がったのが、当時バイエルンに所属していたマンジュキッチだったようだ。

 同選手は、自身が在籍しているにも関わらず、レバンドフスキを獲得したバイエルンの対応に不満を抱き、他チームへの移籍を希望していた。

 同紙によれば、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOと、ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)、クロップ監督の3人でマンジュキッチ獲得について話し合いを行ったという。

 ヴァツケCEOとツォルクSDは獲得に賛成していたが、マンジュキッチの性格に疑問を抱いたクロップ監督は反対。ドルトムントの選手獲得は3人の全員一致で決定されることになっているようで、その結果獲得を断念したようだ。

 その後マンジュキッチは、アトレティコに移籍し、今季リーグ戦17試合に出場し8得点を挙げている。チャンピオンズリーグも6試合で5得点の活躍を見せ、その実力を証明している。

 同紙は、新加入のFWアドリアン・ラモス、チーロ・インモービレと比較し、間違った選択だったと指摘。マンジュキッチはアトレティコで十分プレーできており、移籍することはないと予想し、大きなチャンスを逃してしまったと述べている。

【了】

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