昨夏のマドリーとの一戦には10万人以上が観戦に訪れた【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が来季に向けた夏のプレシーズンでは、疲労の溜まる厳しい日程は避けて欲しいとクラブ側に要求しているという。24日イギリス『ミラー』が報じた。
ユナイテッドは昨年7月から8月にかけてアメリカツアーを行い、12日間のうちに、LAギャラクシー、ローマ、インテル、レアル・マドリー、リバプールと計5試合をこなした。試合会場は西海岸のロサンゼルスから、東海岸のマイアミまでアメリカ各地に渡り、コンディション的には非常に厳しい日程となっていた。
こうした影響から指揮官はツアーを同じアメリカで行うとしても、どちらか一方の海岸部で、5試合ではなく3試合行うプランを提案しているという。
プレミアリーグ制覇を第一に考えているこのオランダ人指揮官にとっては商業面よりも、まず選手のコンディションを優先している。
しかし、アメリカにはユナイテッドのファンが多いのも事実。昨年のレアル・マドリーとの試合には10万9318人もの観客が足を運んだ。クラブにとっては天秤にかけるのが難しい重要な問題となりそうだ。
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