テストマッチ4戦中3戦で1-0。上々のドルトムント
新聞紙上では移籍を含めた雑多な情報が飛び交い、人々は2度目の開幕に向けて気運を高めていく。開幕気分を2度味わえるということは、2ステージ制のちょっとした醍醐味と言えるだろう。
ドルトムントもスペインからドイツに戻って来ている。21日には、ユトレヒトとテストマッチを行い、1-0で勝利した。これで中断期間中に予定されている4つのテストマッチの内、3戦を続けて1-0で勝利したことになる。
前半戦では無失点で終えた試合が17試合中2試合のみだったことを考えれば、もちろん相手のレベルを考慮しなくてはならないが、3試合続けての0失点は評価されるべきことなのかもしれない。
22日付の独大衆紙ビルトは「ロイスはBVBのテストでの勝利で輝く」としてユトレヒトとの一戦を報じた。
同紙は「BVBは後半戦のスタート(レバークーゼンで1月31日)を前に最後から2番目のテストをオランダ1部ユトレヒトに1-0で勝利した。力強いロイスとともに!」とする。68分間プレーしたロイスは、決勝点を引き出す「夢のパス」をカンプルに送った。
クロップ「我々は良い方向に向かっている。しかし私にはまた、まだ納得のいかないことがあった」
シャルケ、レバークーゼン、ドルトムントだけでなく、ブンデスリーガ全18チームはそれぞれ、後半戦に向けて準備を進めている。
バイエルンの優勝はほぼ既定路線となってしまっているが、チャンピオンズ・リーグ、ヨーロッパ・リーグといったヨーロッパのトーナメントへの出場権を掛けた戦い、そして残留争いはこれから本格化する。
前半戦の開始時とはまた違って、各クラブにとってのテーマは一層はっきりしている。後半戦が始まれば、残すところ17試合しかない。一試合ごとに重みは増していく。
最初の開幕にも増して、2度目の開幕は、より切実である。ブンデスリーガのセカンド・ステージが始まる1月30日は、すぐそこだ。
開幕カードは、ボルフスブルク対バイエルン。
2位と首位の直接対決である。
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